基本情報技術者試験の過去問を入手する方法は?様々な方法を解説!

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基本情報技術者試験に合格するには、過去問の活用が最重要ポイントです。

本記事では、「過去問の入手方法」や「過去問の活用方法」などについて、詳しく解説していきます。

目次

過去問の学習が重要な理由

基本情報技術者試験の合格を目指す上で、過去問の活用は次の理由から重要な点となります。

過去問活用が重要な理由

①過去問と同じ問題も出題される
②出題傾向を掴むことができる
③時間配分や問題形式に慣れる事ができる

過去問と同じ問題も出題される

基本情報技術者試験では過去問と同じ問題も出題されます。

特に科目A試験では6割以上同じ問題が出題されるため、過去問を繰り返し解く事が重要です。

また、科目B試験でも過去問と似たパターンの問題が一定程度出題される傾向にあります。

出題傾向を掴むことができる

基本情報技術者試験では、過去に出題されたテーマや形式が繰り返し登場することが多く、過去問を解くことで頻出分野を把握できます。

実際の問題を通して、「どのような聞かれ方をするのか」「どこまで深く理解すべきか」といった出題の傾向を体感する事ができます。

過去問を学習する事で、実際に出題される問題の傾向を掴んでおきましょう。

時間配分や問題形式に慣れる事ができる

基本情報技術者試験は出題数が多く、時間内に解き切るためには戦略的な時間配分が必要です。

過去問を実際に解くことで、本番と同じ問題量を体感する事ができるため、自分に合ったペースをつかむことができます。

さらに、過去問には本番とほぼ同じ形式の問題が多いため、問題形式に慣れておくことで落ち着いて問われている内容を読み取る事ができるようになり、無駄な時間を減らすことができます。

基本情報の過去問を入手する方法

IPA公式サイト(情報処理推進機構)

最も信頼できる過去問の入手方法はIPA公式サイトからダウンロードする方法です。
科目A試験と科目B試験の両方を閲覧する事が可能となっています。

👉 IPA公式サイト 過去問題ページ

①過去3年分の過去問題をダウンロード可能

②回答はありますが解説はありません

過去問道場(過去問ドットコム)

公式サイトと並んでよく利用されているのが、過去問道場です。

👉 基本情報技術者試験ドットコム

①平成13年度~最新年度まで掲載

②PCやスマホでの過去問演習に便利

③各問題に解説もあり

過去問集を掲載している参考書

あまりIT関連の知識がない方は丁寧な解説を掲載している参考書の過去問活用がおすすめです。

①丁寧な解説を掲載

②紙ベースで学習を進めやすい

③出題分野に特化した過去問集もあり

過去問を学習できるおすすめの参考書について、次の章で解説します。

基本情報のおすすめ過去問集3選

過去問は紙解きたい方には、以下のような市販の過去問集がオススメです。

パーフェクトラーニング過去問題集

楽天ブックス
¥1,540 (2025/11/19 12:45時点 | 楽天市場調べ)

試験対策問題4セットの収録に加えて、購入特典として旧制度過去22回分の午前問題と解説PDFが付属しています。

その他に新制度(令和4・5年度)の問題2回分も含まれているため、合計24回分たっぷりと過去問演習を行う事ができる参考書です。

なお、令和6年度版は旧22回分のみの掲載となるため、できれば令和7年度版以降の参考書を選ぶことをおすすめします。

参考書のおすすめポイント

・過去問24回分+試験対策問題4回分収録
(※旧制度22回分は科目A試験のみ)
・丁寧な解説付き
・令和7年度版以降の購入がおすすめ

うかる!基本情報技術者

楽天ブックス
¥1,650 (2025/11/17 09:39時点 | 楽天市場調べ)

午後試験の各分野の過去問を解説付きで掲載しており、実践的な対策ができる参考書です。

解説は対話形式で構成されているため、初学者や未経験者でも理解しやすい内容になっています。

さらに、2022・2023・2024年版など毎年最新版が更新されており、直近の過去問までしっかり網羅されています。

参考書のおすすめポイント

・午後試験分野別の過去問に特化
・対話形式で初心者にもおすすめ
・直近の過去問まで網羅

また基本情報技術者試験の参考書についてさらに知りたい方は次の記事を読んでみてください。

スキマ時間で過去問に取り組みたい方

通学・通勤のスキマ時間で勉強したいそんな方はアプリ学習もおすすめです。

基本情報技術者試験対策講座(スタディング)

スタディングの基本情報技術者講座は、
スマホやPCだけで学習が進められるオンライン完結の講座です。
動画解説・Webテキスト・問題演習が一体化された教材構成で、場所を選ばず学べる点が大きな魅力です。

効率重視のカリキュラムにより、基礎理解から過去問演習、直前対策まで一連の流れがスムーズに進むため、短期合格を目指しやすくなっています。
さらに、AIが解答履歴を分析し、苦手分野に合わせた復習計画を自動で提案してくれるため、独学でも無駄なく学習を進められます。

通信講座の中では価格も比較的抑えられており、コスパを重視する人にも適した選択肢です。

参考書のおすすめポイント

・他参考書なしでスマホ一つで合格可能
・低価格で経済的負担も少ない
・AIによる問題復習機能あり
・計20万人以上が有料講座を受講

👉スキマ時間で合格!ITパスポート試験

基本情報技術者試験(科目A・科目B)全問解説アプリ

IOS・Androidの両方に対応しており、無料で利用できるアプリです。

分野別ドリル918問と過去問13回分(午前・午後)を収録しており、令和6年度の最新問題にも対応しています。

全問題に解説が付いており、チェック機能で苦手問題を復習できるため、スキマ時間で効率的に学習を進められます。

参考書のおすすめポイント

・10分のスキマ時間で学習可能
・スマホで過去問演習ができる
・過去問13回分を収録

基本情報試験の過去問活用方法

過去問は、ただ解くだけでは不十分です。以下のような手順で進めていきましょう。

STEP
まずは午前問題で基礎固め

午前は選択問題なので、基本的な暗記問題の対策から取り組みましょう。

3〜5年分の過去問を繰り返し解いてパターンをつかみつつ、間違えた問題には付箋やチェックをつけて復習するようにしましょう。

STEP
科目B試験の解法に慣れる

次に午後問題の解法パターンに慣れましょう

例えば、情報セキュリティ、アルゴリズム、SQLなどは頻出問題です。

参考書やスタディングを活用して、科目B試験における各問題の解き方を学びましょう。

STEP
模試形式で時間を意識して解く

最後に本番の時間配分に慣れるためにも、模試形式で過去問に挑戦しましょう。

また解き終えた後は、忘れずに自己採点と反省点の洗い出しを行って、次回の試験で改善できるようにしましょう。

さいごに

基本情報技術者試験の合格には、過去問の学習が不可欠です。

本記事で紹介した過去問入手方法を駆使して過去問学習をきちんと行うことで、独学でも十分に合格は可能です。

ぜひ、今日から本記事で紹介した方法を活用して基本情報技術者試験の合格に向けて、過去問の学習をスタートしてみてください。

この記事を書いた人

都内IT企業に勤務しながら、IT資格5つ取得。1,600人以上が参加するIT資格コミュニティを運営し、日々IT資格受験者の声を収集しています。
記事は①IT資格コミュニティの声 ②合格体験記 ③自身の経験 ④公式情報やリサーチ情報を参考に執筆し、信頼性の高い情報提供を心がけています。

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